メルクリンで遊んでみよう
センサーレールで運転パターンを増やせる
センサーレールと信号機、メモリー機能を使用して、より実践的なレイアウトを作ってみましょう。
スターターセットのレールを組み替えて、単線のオーバルと2本の引込線を作りました。
このレイアウトで様々な運転パターンを楽しんでみましょう。
シャトルトレイン
まずはセンサーレールを組み込んで、1台の機関車を引込線と駅との間でシャトル運転します。
《動画で見てみよう》
この動画の設定
レイアウト図
駅のセンサーをS88の1番ポートに、引込線のセンサーをS88の2番ポートに繋ぎます。
機関車のシャトルトレインを設定します
Startに1番、Endに2番を設定します。速度と停車時間はお好みで設定してください。
中間駅で停車
次に、オーバルの途中に中間駅を設定して、一時停車するようにしてみます。
《動画で見てみよう》
この動画の設定
レイアウト図
新設した中間駅のセンサーをS88の3番ポートに繋ぎます。機関車のシャトルトレインの設定を修正します
Middleに3番を設定します。
もう1台の機関車を追加して運転
もう一方の引込線にもセンサーを追加して2台目の機関車を乗せます。この機関車には別の動きをさせてみましょう。
2台目の機関車は、引込線と上の駅で往復するようにします。
《動画で見てみよう》
この動画の設定
レイアウト図
引込線にセンサーを増やして、S88の4番ポートに接続します。
機関車のシャトルトレインの設定をします
Startに3番、Endに4番を設定します。
このように同じポート番号でも、機関車によって個別に指定が可能です。
この場合、3番ポートは、1台目の機関車では中間駅として機能しますが、2台目の機関車では始発駅として折り返す地点となります。
シャトルトレインを組み込んだレイアウト
引込線用のブレーキモジュール付き信号機を追加して、シャトルトレインを組み込んだ自動運転ができるレイアウトに仕上げてみましょう。
引込線のセンサーレールをトリガーにするメモリーを設定して、機関車が引込線に戻ってきたら、別の機関車を出発させます。
オーバルの線路をぐるぐると走るのではなく、動きに変化があるレイアウトになりました。
《動画で見てみよう》
この動画の設定
レイアウト図
引込線用ブレーキモジュール付き信号機を追加しました。信号機は9番と10番のアドレスが割り当てられています。
引込線のポイントは2番です。本線から分岐するポイントは、常に分岐側に切り換えておき、操作はしません。
メモリー設定1
2番ポートがオンになったら(上の引込線に列車が入ったら)、2番ポイントを分岐側に切り換えて、9番の信号機を赤にして、10番の信号機を青にします。
メモリー設定2
4番ポートがオンになったら(下の引込線に列車が入ったら)、2番ポイントを直線側に切り換えて、10番の信号機を赤にして、9番の信号機を青にします。