RIRO様のレイアウト
好きなモノに囲まれたレイアウト
私はモデラーなので情景を作り込もうと思えばのめり込むとは思うのですが、一つの情景を作ってしまうと見飽きてしまうのがわかっていましたので、別のアプローチでレイアウトは無いものかとやったのがこのレイアウトです。
好きなモノを置くだけのレイアウト(笑)
ジャンルもスケールも無視してなんでもありのおもちゃ箱です。
これなら飽きても模様替えもできますし、ホコリが溜まったりしたら掃除もできるので、ディスプレイ兼ねた趣味人の我が儘を情景とした感じかと思います。この様なレイアウトは見たこと無かったですが(笑)、同じアプローチの別の人の趣味でも見てみたい気がします。
釣り好きの人の釣具に囲まれたレイアウトとか、お酒好きがウイスキーやワインボトルに囲まれたレイアウトとか(笑)
このリールって何釣る為のリールてすか?とか この貨車の広告の酒あるんだ〜 少し飲んでみる? とか会話も広がりそうです。
個人的には天気とか季節とか情景が変化するレイアウトがあれば楽しいだろうな~って思います。鉄道模型の情景って静止画になってしまうので、雨や雪が降ったり朝日や夜になるなど変化ができると良いし、いつか立体ホログラムとかでストラクチャーも自由に変えられるような未来になれば良いのにと妄想してしまいます(笑)
さて具体的なレールの配置についてですが、限られたスペースに収める必要性でR1の最小カーブのオーバルにクロスを仕込んだだけのものになります。
ちょうどスターターセットの待避線があるオーバルにクロスが入っただけとイメージしたらわかりやすいかも。
伏線ではないので同時に複数を走られるレイアウトではありませんが、ポイントの切り替えでリバースを繰り返すことができるので、4周して1パターンの走行になるようにセンサーをしこんでます。これのお陰で単にオーバルを回るだけでは無いのでぼーっと見て走らせるにはちょうどよいかと思っております。
画像や動画に映り込む色んなモノが邪魔でわかりにくいかもですが、何かに隠れたりくぐったりとチラチラ見え隠れするのは臨場感があるように感じます。
そういう錯覚を利用してレイアウトの模様替えとか面白いと思います。
メルクリンは走行性能やシステムはよく考えられて作られているのでストレスフリーに楽しめるホビーだと思います。私は模型全般に好きなので造形やディテールに目が行きがちでコレクター寄りではあると思いますが、音や光や動きが組み合わさる模型ってのは別次元の魅力がありますよね。
例えば3015のクロコダイル。これなんかは何十年も前の製品で、スケールもディテールも今の水準では古臭い昔のおもちゃって感じなのですが(笑)、全て金属で作られた鉄の塊って感じでやたらと重いんです。ある意味、おもちゃでありながら鉄道車両をそのまま縮小したような重厚感があるので魅力的なんですよね。
それを復刻として現在でも発売してくれたりするのだから凄い事だと思います。
もちろん、最新のクロコダイルも好きで持ってます。ですが、模型と言う魅力としてはどちらも譲れない魅力があるので、そういう魅力がメルクリンの一部なんだと感じてます。